職場意識改善助成金(職場環境改善コース)
職場意識改善助成金(職場環境改善コース)は、労働時間等の設定の改善により、所定外労働の削減や年次有給休暇の取得促進に取り組む中小企業事業主を支援し、この助成金を利用しさらに会社内のワークライフバランスを推進してもらうことを目的としています。
対象事業主
雇い入れている労働者の年次有給休暇の年平均取得日数が13日以下であって月平均所定外労働時間数が10時間以上であり、労働時間等の設定の改善に積極的に取り組もうとしている中小企業事業主が対象です。
成果目標
支給対象となる取り組みについてですが、下記の成果目標の達成を目指して実施します。
・年次有給休暇の取得を促進⇒労働者の年次有給休暇の年平均取得日数を4日以上増加
・所定外労働の削減⇒労働者の月平均所定外労働時間数を5時間以上削減
評価期間
成果目標の評価期間は、事業実施期間中<事業実施承認日から平成30年2月15日まで>の3ヶ月間を自主的に設定します。
助成金額
成果目標の達成状況に応じ、支給対象となる取り組みの実施に要した経費の一部が支給されます。
対象経費⇒謝金、旅費、会議費、借損料、雑役務費、印刷製本費、機械装置等購入費、備品費、委託費
助成額⇒対象経費合計額×補助率 ※上限額を超える場合は上限額
成果目標の達成状況 両方達成⇒補助率3/4 上限額100万円
成果目標の達成状況 一方のみ達成⇒補助率5/8 上限額83万円
成果目標の達成状況 両方未達成⇒補助率1/2 上限額67万円
職場環境改善コース利用フロー
まず、職場意識改善助成金事業実施承認申請書を事業実施計画書などの必要書類とともに、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)に提出して、事業実施の承認を受けます。※締め切りは平成29年10月16日(月)です。ただし、国の予算額に制約があるため、10月16日以前に締め切られる可能性があります。
次に、事業実施承認後、提出した計画に沿って取り組みます。
そして、労働局に支給申請します。締め切りは平成30年2月末日です。